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やまんば

Author:やまんば
血液型    A型
星座     ふたご座
好きな食べ物 そば、こんにゃく、
        くコ:彡、C:。ミ、グミ
*娘に勧められて始めたブログ
なんのことやら分らんままに…。
二人三脚でとにかくやってみよう。

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はんごろし
         
暑さ寒さも彼岸までと、昔から云われるが、どうも今年の彼岸はさっぱりせん。
入りの日は小雪がチラチラで、えらい寒かった。

法要の帰りに買い物すると、まぁおはぎおはぎおはぎで、おはぎの製造元もそれぞれに装い工夫をこらして、競い合うての賑ぎわいじゃった。

どれもこれもいかにも甘そうな予感で、なかなか決まらん。
いつか黄粉なら、よかろうと思うて買うたら、中が甘いあんこじゃった。

まるで薄皮まんじゆうのようで、あんこばっかり、まだ悪りぃ。

たった2個ぐらいのことじゃに・・・。

仏さまにお供えするためじゃ云うても、あとは我われ生き仏さまが召し上がるんじゃけぇ、
あんまりやたら甘うちゃ敵わん。

今どきのように、食べ物が豊富で核家族の小人数じゃ、家でおはぎを作ることも無うなった。

わたしらが子供の頃は、おはぎは大そうなご馳走じゃった。

人数も多かったし、買うて食べるじゃことの、考えられん時代じゃった。
なんせ田舎の雑貨屋の店じゃ、おはぎや、餅、沢庵なんどは、売っとらんかったように記憶する。


ある日
おばぁさんが、大けな3升釜に白米と餅米を半々で、くど(かまど)に掛けて、火を焚き付けてから、
「ヨッコラショ」の掛け声で、腰を伸ばして云うてじゃった。

これが出来つらぁの、半殺しをするけぇ、てごう(手伝い)をせえよ

もうひとつのくどにゃぁ、大けな鉄鍋がかかっとって、小豆のあんこが炊きあがっとった。

わたしゃそのあんこが食いたい。
それを云うと、おばぁさんは、

やれまぁ、わりゃぁよいよ、ほいと(欲しがりや)じゃのう」
と云いながら、小皿にあんこを盛ってくれちゃった。

暫らくすると、釜がグツグツ云いはじめて、厚い釜の木蓋が時々ほんのちいぃびっと、フッチャンふっちゃんと持ちあがる。

すると蟹が泡を吹くように、ぶくぶくぶくぶく泡が吹きこぼれる。と

おばぁさんは、くどの火を引き出して、火加減をしてじゃった。

今思うと、とてもじゃないが名人芸じゃったと、改めて感嘆することばっかり。

おばぁさんは、頃合いをみて3升釜をおろしてじゃったが、今思うと、ようもまぁ、あがいに重たいものを、どうやって持ち上げておろしたものか。

(おばぁさんはわたしのように大きうはなかった。やや細身じゃったし、お洒落でべっぴんさんじゃった。)

さて、それからこれまた長い大きなすりこぎで、釜の中を突く。
これがわたしのてごじゃった。

あんこを貰うて機嫌のええわたしは、力いっぱい突き捲る。

はぁええ、はぁええ、(もうよろしい)半殺しじゃけぇこれくらいでええ

すりこぎの手を止めてから、次は丸める。

それにあんこ塗りつけるんがおばあさんの役、木の餅箱に並べて終わりじゃが、3升もあっちゃぁ仰山なことで、結構手間隙かかる仕事じゃった。

その後、近所に配る、これも私の役のじゃった。

あの頃砂糖は貴重品じゃったのか、あんこはほんのりと甘かった。

その頃のおはぎは、あんこが薄かった。
ところどころ禿げとったけぇ、おはげじゃといいよった。

あの半殺しのおはげが懐かしい・・・。

だれぞいっしょに作らんかい、・・・

そうそうSさんおはぎが大好きじゃ云いよったが・・・。



しかしあの頃は物が乏しかったけぇ、あがいに美味しいと思いよったんじゃろ。

今のこの豊、飽食の時代に、あがいに美味い半殺しのおはげは、何処にもなかろうで!!



彼岸じゃ云うのに、よう雨が降る。

しばし半殺しのおはげの思い出にどっぷりつかって、おると・・・。

世の中にゃ半殺しとも云えることが、多いんじゃなかろうかと・・・。

人間なんの希望も無うて、ただ生かされとるだけじゃ、半殺しに等しいと思うんじゃが。


また格差社会が云々され始めて久しい。

富めるものはより豊かに、貧しきものはより貧しくじゃ、適わんでよ。



個人の心がけもさることながら、お国の政の根底にじゃ、人を思いやる精神がありゃ、未来は明るうて、人々は希望を持っていきいきと暮らすんじゃなかろうか。

半殺しはおはげだけで、はぁええ、はぁええ・・・。


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ブログ | 10:13:40 | Trackback(0) | Comments(4)
コメント
やまんばさん、おはようv-290半殺しとはどう言う意味?昔はよく家でおはぎを作ってたよね。母が生きていた頃が懐かしく思い出されますv-292
2006-03-23 木 11:47:51 | URL | おじゃり [編集]

おじゃりさんコメントありがとう。

半殺しは若い人に解らんじゃったかいね。すみません。
半分しか搗かんので半殺し云うんよ。ほんなら餅は皆殺しかと、云うかも知れんが、そうは聞いたことないね。
2006-03-23 木 12:36:25 | URL | やまんば [編集]
想い出という味付け...
市をあげての大きなお祭りがあります。
5日5晩もやって、一日終わると、食券をくれる。これで、中華そば食べるのが、もう、美味くて、うまくて。あのころは、寿司もラーメンも、日常的に、出前なんてとることはなかったから、たまに食うのが美味いのですね。
それで、あの味をもう一度と探したって、あれは、想い出という味付けが、たっぷり、されているから二度と巡りあえないんですね。
ランキングで、タイトルみたとき、あ、オハギ...と思いましたよ。面白かったです。
2006-03-23 木 23:45:23 | URL | Gombessa [編集]
ごんべっささんコメント有り難うございます。

さすが博識のごんべさん、半殺しがすぐ解ったって・・・・。
嬉しかったです。
想い出の味ばかり多いぃ年になりました。と、痛感しとります。
2006-03-24 金 08:01:17 | URL | やまんば [編集]
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