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やまんば

Author:やまんば
血液型    A型
星座     ふたご座
好きな食べ物 そば、こんにゃく、
        くコ:彡、C:。ミ、グミ
*娘に勧められて始めたブログ
なんのことやら分らんままに…。
二人三脚でとにかくやってみよう。

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アケビ…子供の頃
 翌日行ったら、テーブルにアケビがコロンと無造作に載っていた。ぱっくり口を開けたのとちいと開けかけたのが二個、葉っぱはしっかりして二枚ついとる。
 アケビ・・・わたしは椅子に促されて座ると、遠い昔のことを思い出した。

 わたしらの子供の頃は、(就学前)まだ戦況が厳しうはなかったが、たいてい何処の家庭も貧しかった。
子供らは、大人の手助けをするんが当たり前で、よう山に行ったもんぢゃった。

 近所の子供どうしで行くのも、遊びの延長のようなもんで、ワイワイガヤガヤと静かな山が騒がしうなるほどじゃった。
 
 ある時、誰かがアケビを見つけて、
「アケビぢゃあ、アケビがなっとるう」と指さして声をあげると、

年長のじゅんちゃんが、
「黙れ!指さすな!アケビに声あげたり、指さししたら、腐るんでえ」
と云いながら、目敏く指さしの方を見た。みんな一斉にその方を見た。
 
 有った有った、仰山な実がぶら下っとった。

ところがそりゃあそりゃあ、高いところぢゃった。

アケビは蔓性ぢゃけ、何かの木に巻きつくんぢゃが、このアケビは高い高い赤松に抱きついて、とてもぢゃないが大人でもかなわん。

おまけにその松は、ピサの斜塔も顔まけの傾ぎようで、その下は真っ暗な谷ぢゃった。

 「いびせえのう!(恐ろしい)」(((゚Д゚;)((;゚Д゚)))ガクガクブルブル
と云い云い傍の木に縋りついて、かわるがわる谷底を覗いたが、暗うて底が見えんかった。

アケビは高いところで、秋の木漏れ日を浴びて大口を開けたり、ちょっと開けたり・・・。まだ口を開けんのもいっぱいあったが・・・・・。どうしょうもない。  みんな諦めきれん面持ちで、赤松の下に寄って、口あんぐりアケビを眺めとった。

 大きな赤松に登ったアケビは、紺碧の空のもとで四方の山々の景色を堪能して、まるで笑うとるようぢゃった。嬉しげに笑うとるのか、わたしらをせせら笑うとるのか?それはこっちの思いよう次第なんぢゃろうが、どっちにしてもわたしらは残念至極、悔しうて腹立たしい気分でいっぱいじゃった。
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テーマ:雑記 - ジャンル:ブログ

エッセイ | 12:24:35 | Trackback(0) | Comments(0)
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