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やまんば

Author:やまんば
血液型    A型
星座     ふたご座
好きな食べ物 そば、こんにゃく、
        くコ:彡、C:。ミ、グミ
*娘に勧められて始めたブログ
なんのことやら分らんままに…。
二人三脚でとにかくやってみよう。

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しばかり
小型の電動芝刈り機がめげた。

バイク止めてから、何かと不便なことじゃ。

修理を頼みに、自分じゃ行かれん。
いや行かれんこともなぁが、自転車での帰り道のことを思うたら、行く気になれん。


娘もいろいろ都合があって、おいそれとは行っちゃぁ呉れん。

そうこうしよるうちに、伸びて伸びて、あんまり踏まんところは、膝下近うまでになった。
いかにも暑苦しげで、煩さげで見られたもんじゃない、ひどうこそ鬱ろうしい。

なんとかせにゃなんとかせにゃぁと、毎日気が急く。



ようやく修理ができて、晴れた朝早うに勇んで始めた。


すると、


ほんのちょんびり、お盆ほどの広さを刈ったら、はぁ動かん!?!??。


ありゃん、どういうこと?しばし未練たらしく引いたり突いたり・・・。




早朝の片田舎の空気は清々しい。
時折さやさやと涼風が渡る・・・。

賑やかな蛙の合唱に迎えられて、朝の仕事の人びと・・・。

新聞配達さんが、ぶるるるの音と、微かな排気を残して行っては止まりしながら
視野から消えた。
次に、がちゃがちゃと音がして、牛乳屋の車が止まっては、また行く。



しばし腰下して、朝の世界に浸る。
腹立たしさを何とか静めにゃ・・・。



蛙の合唱だけは、今も昔も変わらんが、ほかは何もかも変わったわい・・・。


子供の頃は、もっと早い時間に起きて、砥石で鎌をとぎ、めかごにいっぱいの畦草を刈らにゃガッコに行かれん。(行っても、ベンキョはろくったまありゃせんじゃったが)


しかしその頃は、朝の気温はもっともっと低かったけぇ、朝から汗をかくこたぁなかった。

バイクも車もおらんじゃった。
新聞も牛乳もなかったし・・・。

道は穴ぼこだらけで、雨の日はぬかるみ、晴れると砂埃が舞うた。


ほいじゃが、今のように熱うはなかったけぇ、裸足でも歩けたんじゃろ。
履物がなかったけぇ・・・。



鶯が鳴きだして、蛙の合唱もいつのまにか止んだ。
辺りがいっそう明るうなって、今にも朝日が昇るきわじゃった。

ま、ええか、怪我したわけじゃなし、手間隙かけて、修理代6、800円はちと痛いが・・・。


朝餉に向かう平和な朝?といこう。

娘にそのことを話すと
「ええじゃん、怪我したんじゃないけん」とこれもあっさらさぁのサ。



さてさてしょうがない、草刈機もって、すぐ目の前のガソリンスタンドに行く。

「済まんが半分入れてぇ」
「ハイよ、56円」
「えっ?」
「56円!」

何だか申し訳ない。

それからすぐにチュ~ンチュ~ンと、機械は軽快な音を響かせて芝を刈り倒した。



高低があって、仕上がりは何んとも不細工でかなわん。

またまた芝刈り鋏で、チョッキンチョッキンと、あちこち這いずり回ること1時間余り。


やっと広々として、さっぱりした。


さてさて気がつくと、我がの頭も伸びてうずろうしい。
近じか始末せにゃなるまいて・・・。


それにしても、北の方の国の問題は、どう始末がつくもんやら・・・。

どうか、おエライせんせがた、平和に、よろしゅうおたのん申します。









ブログ | 12:50:19 | Trackback(0) | Comments(5)
たわん
むしむしむしむしなんとまぁ蒸し暑い。

屋内におっても、汗がタラタラ、たらたら、汗拭くだけで何にも用じゃぁできん。



何かまないたの上で切りゃぁ、その上に汗がポタポタポタポタ・・・



ほんにやれめんのう、こう暑うちゃ・・・。
パルも私の前にきて、ハァハァやりよる。

「はよう(早く)エアコン入れんさい」とでも云うような・・・


まだ八時過ぎたばっかりじゃに、・・・
エアコン入れといて外に出る。

こないだから気になっとった、垣根の伸び過ぎを、切っちゃろう。

ところが、前より木が高うなっとる。


刈り込み鋏がたわん(届かない)。


やっぱりの、木は高うなるし、わたしゃ些か背が縮みよる。

どうでも脚立う、ださにゃなるまいて、面倒なことじゃ。



ちいとばかし、たわんばっかりに・・・。



ちょっぴり、腹立たしい気分で思案しとると、ご近所の奥さん方のゴミだし。


「お早うございます、蒸し暑いですね」
みんな同じ挨拶ばっかり。

と同年輩のお隣さん。


「まぁ、なにしようるん?精出すんじゃね鋏うもって」

「ほうよ、鋏が上のほう、たわんのよ、そいで脚立うださにゃ思うて」

「まぁ脚立うね、はぁそがいなもんにあがらんがええよ、危ないけぇ」

「うんそりゃそうじゃが、たやぁ、あがらんが、たわんけぇ

「うちゃ、今から歯医者なんよ、ほいじゃなけらにゃ、脚立おさえとったげるんじゃにね」

「ありがとアリガト、その気持ちだけで十分おさえてくれとってじゃけ、大丈夫!」

「ほいじゃぁ、気ぃつけんさいね」

「うん、ほいじゃぁ~行ってらっしゃぁ~い」



さてそれからパチパチ、チョッキンチヨッキン、脚立の上で、汗みずくで頑張った。


済んでうちに入るとヒンヤリ気持のええこと。
たちまち汗も引いて、からりとする。



パルは鼾をかいて、時々寝言をいいよる。ええ気なもんじゃ。





植木でたわんのなら、脚立をだしゃ済むが・・・。




世の中にゃ、何かにつけてたわんことが多いい。


それに使う脚立はどがいなんが、あるじゃろうか?


しばし思案のやまんばじゃった。


ブログ | 12:00:57 | Trackback(0) | Comments(0)
なつ
はぁ、そろそろ梅雨明け宣言があってもええ頃じゃが・・・。
台風、イーウィニャたらが来るげなけぇ・・・


そいで、大雨で雷が鳴るいう予報じゃった。

にわか大雨と、雷は鳴ったが・・・。
まぁ、ええあんばいに、こっちにゃ来んじゃった。

(むかしから雷が鳴ると梅雨が明ける云いよった)


ありがたや、ありがたや、と、まぁ感謝の今日この頃じゃが、さすがに七月も半ばになりゃ夏も盛りで、日差しはカーッとする。



毎年広島じゃぁ夏になると、広島はヒロシマになる。

八月六日が近うなると、平和公園はことさらに手入れ、清掃される。

そして世界のヒロシマに恥じぬ?式典が、盛大に厳かにしめやかに行われる。



平和の鐘が鳴り、八時十五分のサイレンと共に、いっせいに黙祷を捧げる。



あの時わたしは小学六年じゃった。


あの頃のこたぁ、はぁ六十年余になっても、忘れられん。
いっそ忘れたいが、あの記憶は、体に張り付いたケロイドと共に、うすれるこたぁない。


平和記念館の展示物のなかに、被爆直後の姿を再現した人形が、余りにリアルすぎて、気味が悪りぃとの理由で、撤去の噂を聞いたことがあった。


わたしゃ大いに腹がたった。


どがいにきびが悪かろうと、被爆者のほんとの姿と苦しみは、とてもじゃないが、表現できるもんじゃぁない。

せめて平和学習に、記念館を訪れるんなら、人形ぐらいしっかり見据えて、戦争がどがいに悲惨なものか、核兵器の使用がいかに悪魔的なものか、しっかりと心に留めて欲しいもんじゃと思うた。



六十年余前のこの頃、わたしらは小国民と呼ばれて、「欲しがりません、勝つまでは!」と誓わされて、いつも腹ペコで日夜頑張った。

勉強そっちのけで、増産増産の掛け声に追いまくられて、開墾地に通い、運動場まで掘り返してさつまいもを植えた。


歌まであって、つけっぱなしのラジオから、よう流れてきよった。

♪♪
すすめぇ~しょうこ~く~み~んはつらつと~げんき~よ~く~


はぁこの頃になると、誰も表だっては口にはせなんだが、(できんかった)敗戦の不安を感じとった。

それでも表向きは、から元気でおらんと、軍服着た在郷軍人のオッチャンらに、非国民じゃとどやされる。

学校じゃ、校長先生が立派な軍服にサーベルさげて、鼻下にチョビ髭じゃった。

朝から暑かった。
狭うなった校庭で朝礼がありよった。

朝礼台に上がられたサーベルの校長先生は、後ろ手を組んで、わたしら生徒を見回して、

「小国民のみなさんっ!・・・」と声を張り上げられた。

黒革の長靴はピカピカじゃった。

わたしらは履物もろくに無かったので、大半は裸足じゃった。
あったら藁ぞうりで、すぐに破れた。

夏休みも返上で、軍馬の餌じゃと云われて炎天下で草刈をし、干草にして学校に持参した。夜は、軍に献納するんじゃと云われて、こっくり、こっくり眠気と喧嘩しいしい、藁縄をなわにゃぁならなんだ。


ほどなく原爆投下で、ひろしまは一面焼け野原、その周辺の片田舎も日常生活はグチャグチャで、互いに親族や、友人の安否を尋ねて、日々が過ぎていった。

生母も伯父もいとこもはとこも、あんにもこんにもいっぱい死んだ。



学校じゃ両親を亡くした疎開者の級友が、あちこちでシクシク泣きよった。



それから間も無く八月十五日、飛行雲を引いてやってくるB29が、その日は来なんだ。

「アメリカにも盆休みがあるんかのう」


盆じゃぁけぇ田畑の仕事から解放されたわたしら子供は、何にもしらんで、横穴の防空壕で遊び呆けとった。


盆が過ぎると急速に日が短うなる。さやさやと風の渡るたんぼの稲が穂を孕み、赤とんぼがスイスイと飛んで、いつの間にか夏は去んだ。


この地球が支えきれん程の、重い重い悲しみを残して・・・。


ブログ | 17:41:38 | Trackback(0) | Comments(4)
いびせや いびせ
朝餉のおりのニュースにミサイル発射と出た。
初めは三発いうことじゃったが、七発目も発射じゃそうな、よその国に向けて飛ばしたはずのテポドンは失敗じゃげなが・・・?

持ったらなんでも、どがいな威力があるんか、試してみたい気持ちは解らんでもないが、刀の試し切りたぁ、ちと違いまんで・・・。


日本海は生活の場じゃに、幸い漁船に被害はなかったようで、ようありましたの。


仮にまんぎょんぼんたら云う船にあたりゃぁ、威力がどがいなもんか、ように解ったろうに・・・。


ま、これからが、問題じゃ。


なんやらに刃物と云うが、まさにそう思われんでもない。
まぁ、どうにせよ、いびせや、いびせや、ほんにいびせえことじゃ。


どうぞ、こんだけで、ええ具合に納まりますよう、非力なやまんば、ただただ祈るばっかりでやんす。



ブログ | 22:42:06 | Trackback(0) | Comments(4)
あんずるより・・・
なんぼう梅雨じゃ云うても、二日も続けて大降りじゃったら、雨の方もくたびれたんじゃろ、三日目はからりと晴れて、暑かった。


朝はべったりした畠の土じゃったのに、早夕方はかなり乾いてさらりとしてきた。

翌日も晴れると云う予報じゃったけぇ、どうでも、明日ぁ掘らにゃぁなるまいと、思い定めて夕餉を始めると、電話が鳴って、今から行ってもいいかしらと、若い友人の声じゃった。

ダーリンが掘って呉れるという。


もはや七時に近かったが、すぐに鎌でジャガイモの茎を切って、待つ程もなく来てくれた。

若い元気盛りのダーリンは、スコップで、スットコ、スットコ掘り返す。
わきゃぁない、一時間余ですんでしもうた。


大きなジャガイモがごろごろ出てきた。


翌日よく乾いたところで取り込んだ。


新しい大きなヂャガイモ美味しい美味しいと、若い人たちはたいそうな悦びようで、わたしも嬉しい気分にどっぷり浸かることができた。


案ずるより産むがやすしというが、ほんと何もかええがいにいった。

また翌日は雨じゃった。


ブログ | 22:38:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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